オーディエンスデータ連携

Gong と連携する

Gong から選んだ通話の文字起こしをインポートし、顧客が実際の通話で使った言葉でオーディエンスが回答するようにします。iMario が Gong に求める権限とそれぞれの用途、アプリとデータの削除方法もまとめています。

録音した通話には、アンケートでは決して得られないものが残っています。その場で実際に出た反論、買い手が選んだ言葉、価格の質問に答える前の沈黙です。iMario は、Gong から選んだ通話の文字起こしを読み取り、オーディエンスの根拠データとして使います。そのためオーディエンスは、その買い手たちと同じ論法で主張するようになります。

アプリは読み取り専用です。通話に参加したり、通話を録音・予約したりすることはありません。Gong 上の通話を編集することも、データを書き戻すこともありません。

始める前に

  • 通話を録音している Gong アカウント:Gong は、録音した通話のうち対応言語のものを文字起こしします。そのため、通常どおり録音された通話には、読み取れる文字起こしがあります。Gong に保存されていても、文字起こしのない通話はインポートできません。iMario が読み取るのはテキストで、音声の文字起こしはしないためです。
  • Gong の技術管理者(technical administrator):Gong でインテグレーションを追加するには、管理者権限が必要です。技術管理者でない場合は、認可画面での手続きを完了できません。
  • 連携を追加する iMario のワークスペース

アプリを追加する

  1. iMario にサインインし、Create audience を開きます。
  2. Connect a data system をクリックし、Gong を選びます。
  3. 権限の一覧に目を通します。各行に、iMario が何を読み取るのか、なぜ必要なのかが書かれています。
  4. Connect to Gong をクリックします。Gong 側の認可画面が開きます。
  5. Gong の技術管理者としてサインインし、承認します。
  6. iMario の画面に戻ると、通話がタイトルと日付とともに一覧表示されます。どの通話にも最初からチェックが入っています。
  7. 不要な通話のチェックを外し、Import をクリックします。

一度に表示される通話は最大200件です。この一覧は通話を選ぶためのもので、過去の通話をすべて並べておくためのものではありません。

手順どおりに進まない場合は、トラブルシューティングを参照してください。

iMario が Gong に求める権限

iMario が求める権限は次の3つです。いずれも、インポートのなかで用途が決まっています。

権限読み取る内容用途
api:calls:read:basic通話の一覧(タイトルと日付)通話を選ぶための一覧を作ります。この権限がないと、選べるものが何もありません。
api:calls:read:transcriptチェックを入れた通話の文字起こしオーディエンスが話す言葉そのものです。この連携の目的は、まさにここにあります。
api:calls:read:extensiveその通話の参加者(名前、Gong に登録がある場合はメールアドレス、通話のどちら側の参加者か)顧客の発言を、オーディエンス内でその顧客に該当する合成ペルソナに紐付けます。自社チームの発言が顧客の回答として扱われないようにもします。また、通話のタイトルも取得するため、インポートした素材には Gong と同じ名前が付きます。

iMario が求める権限はこれだけです。メール、商談、CRM の項目、スコアカード、トラッカー、チームの統計は読み取らず、チェックを入れなかった通話も読み取りません。

使い方

選んだ通話の文字起こしをインポートする

活用例:前四半期に初回ヒアリングの商談を20件実施したので、オーディエンスにも、そのときの買い手と同じ論点を挙げさせたい。

前提条件:対象の通話が、文字起こし付きで Gong に保存されていること。

一覧から通話を選び、Import をクリックします。文字起こしは文章のまとまりごとに読み込まれ、アップロードしたファイルとまったく同じように、オーディエンスのデータソース一覧に追加されます。取り込みは1通話につき1回だけで、同じ通話を2回インポートしても二重には保存されません。

通話を相手の顧客に紐付ける

活用例:ある取引先が出した反論は、オーディエンス全体からではなく、オーディエンス内でその取引先に該当する合成ペルソナから出てくるようにしたい。

前提条件:Gong にその参加者のメールアドレスが登録されていること。

設定は不要です。Gong は、通話に誰が参加し、それぞれがどちら側の参加者かを把握しているので、顧客の発言と自社の営業担当者の発言が混ざることはありません。メールアドレスがあれば、顧客の発言はその人に該当する合成ペルソナに紐付きます。以後その合成ペルソナに質問すると、本人が実際に話した内容をもとに回答が返ってきます。アドレスがない場合も、通話はオーディエンス全体の話し方に反映されます。特定の合成ペルソナに紐付かないだけです。

あとから通話を追加する

活用例:オーディエンスを作ったあとも、営業活動は続いている。

連携すると、チェックを入れたものが一度だけインポートされます。その後、iMario が Gong を定期的に確認しに行くことはありません。それ以降に録音した通話を追加するには、もう一度 Gong と連携し、新しい通話にチェックを入れます。

アプリを削除する

削除は iMario 側と Gong 側のどちらからでもできます。ただし、それぞれで起きることが違うため、両方で削除してください。

iMario 側で削除する:オーディエンスを開き、連携しているデータソースを見つけて削除します。データが削除されるのは、こちらの操作をしたときです。その連携で取り込んだ最後のファイルを削除すると連携が解除され、iMario は、インポートした文字起こし、保存している認証情報、文字起こしからオーディエンス内の合成ペルソナに紐付けたデータを削除します。途中のどこかで失敗した場合は何も解除されず、その旨が表示されます。データが残っているのに削除済みと表示されることはありません。

Gong 側で削除する:Admin center → Settings → Ecosystem → API の順に開き、インストール済みのインテグレーションから iMario を見つけて削除します。これで認証情報が取り消され、iMario は二度と Gong のデータを読み取れなくなります。

Gong 側でアプリを削除しても、iMario には通知が届きません。削除すれば以後の読み取りは止まりますが、インポート済みのデータは、iMario 側で連携を解除するまで残ります。削除をサポートチームに任せたい場合は、[email protected] までご連絡ください。

削除しても消えないもの:作成済みのオーディエンスは残り、実行済みのレポートも本文がそのまま残ります。どちらも自社で作った成果物であり、レポートは実行した時点で何が語られたかの記録だからです。Gong から取り込んだ発言は合成ペルソナから外れるため、オーディエンスがその発言をもとに回答することはなくなります。オーディエンスやレポートも消したい場合は、iMario で削除するか、[email protected] までご連絡ください。サポートチームが削除します。

トラブルシューティング

通話が一覧に表示されない:連携した Gong アカウントに、iMario が読み取れる録音済みの通話がありません。Gong で通話が録音されているか、認可した管理者がその通話を閲覧できるかを確認してください。

チェックを入れた通話が取り込まれない、またはインポート時に「None of the selected recordings had a transcript to read」と表示される:Gong に録音はありますが、その通話のテキストがありません。iMario が読み取るのはテキストで、音声の文字起こしはしないため、この通話はスキップされます。

通話はインポートされたのに、どの合成ペルソナの発言にもなっていない:Gong に参加者のメールアドレスがなかったため、発言は特定の人に紐付かない根拠データとして保存されています。それでも通話はオーディエンスの話し方に反映されます。特定の合成ペルソナに紐付いていないだけです。

認可に失敗する、またはエラーになる:Create audience からやり直してください。認可リンクは1回しか使えません。何度やっても失敗する場合は、Gong の技術管理者としてサインインしたかを確認してください。一般ユーザーはインテグレーションを追加できません。

それでも解決しない場合:Gong のアカウントと、試したおおよその日時を添えて、[email protected] までご連絡ください。

次のステップ

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